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氷がとても貴重だった江戸時代。

氷室と呼ばれる小屋に雪を詰めて初夏まで保管し、翌年の7月1日に氷室から加賀藩が氷を出し

江戸の将軍家に献上しておりました。(旧暦6月1日)

江戸まで無事に氷が届くように、無病息災を祈って麦まんじゅうを食べたのが始まりだそうです。

五代藩主の前田綱紀の時に、金沢の菓子職人だった道願屋彦兵衛が考案したと伝わっています。

その伝統的な和菓子が【氷室饅頭】でございます。

およそ300年以上をも受け継がれている縁起菓子でございます。

来年でも石川県にお越しの際は是非ともご賞味くださいませ。

気温が高く、熱中症が懸念される時期です。

水分補給・適度な冷房の使用など熱中症対策をされ、お身体ご自愛くださいね😀